アメリカ生活・日記

アメリカ生活 [2005年6月]

アメリカ合衆国、カリフォルニア州、オレンジ郡の都市 「アーバイン」に2004年7月から2005年6月までの約1年間滞在していました。

ここでは、毎日が発見だった初の海外生活を記録しています。

【アメリカ在住中】滞在記

滞在都市

カリフォルニア州:アーバイン

6月2日(木) 良い機会なのでバスに乗ってみた!

車を出張者に貸しているので、帰宅は誰かに送ってもらわないといけない。
しかし、みんな忙しく誰も一緒に帰る人がいない。なので、一人で歩いて帰ることにした。
歩いてる途中に気付いたのだが、この機会にバスに乗ってみよう!
バスが走っているのはよく見るけど、一度も乗ったことがない。
こんなチャンスはないので、少しだけ乗ってみた。
バスを乗っての感想…、なんてある訳ない。ただのバスだ。
でも料金は1ドル、とっても安い。

アパートに一番近いモール前で降りて、そのままモールにあるメキシカンで夕食をとった。
モールからアパートまで歩いて帰り、帰ってからはK君と打ちっ放しに行った。
バスはずっと乗ってみたいと思ってたので、ちょうど良かった。

6月3日(金) 今夜は焼肉! …ではなく、牛タン!

いつもアパートで焼肉をするときはHKマートという韓国系のスーパーマーケットでお肉を買っている。
今までカルビをよく買って食べていたが、牛タンは食べたことがなかった。
そこで今日はハッピーフライデーということで、牛タンパーティをU夫妻とアパートで開催した。
またまた買出しや仕込みはU夫人に全部やって頂いて、自分達は食べるだけ(笑)
いつもいつも、ありがとうございます。
しかも牛タンには欠かせないカットレモンや刻みネギも沢山用意していただいた。
牛タンはあっさりしていて沢山食べられる。
レモンを絞り、ネギを沢山のせて、ん~、最高!
お腹いっぱい食べて大満足の夕食だった。

6月4日(土) 3回目のゴルフ、そろそろハマってきた!?

自分以外の駐在員は皆さんゴルフ好きである。
そんなゴルフ好きの方々とゴルフをする機会も最後という事で、今日は張り切って出掛けた。
どうせやるなら優秀の美を飾りたい!
そして帰国しても、ほとんどゴルフはしないだろうし。
目標は前回の記録(140打)を上回る、そしてできれば120打を切りたい。
今回向かったのはフリーウェイ91号線を55号線から少し西へ行ったGreen River Golf ClubのOrange Courseだ。
11:20にスタートし、終了したのは16:30。
さて肝心の結果は、何と「111打」で終了!
いや~、目標達成はともかく、思い通りに玉が飛んでくれると、ゴルフも面白いね。
帰国するまでにもう1回は行きたかったけど、もう時間がない。
平日の夕方にショートコースにでも行くか!

6月5日(日) 運動会で良い汗を流す … が、かなり疲れた。

会社が加入している日本企業の組織がある。今日はその組織が開催する運動会に参加して来た。
運動会には沢山の会社から沢山の家族が参加しており、結構みんな真剣に頑張っていた。
この運動会はどの競技も参加が自由で、出場するだけで参加賞がもらえる。
今回参加した競技は、玉入れ・50m走・二人三脚・綱引き・800m走・コーラ一気飲み。
コーラ一気飲みはストローじゃなかったらもっと早く飲めたのになぁ。
50m走も800mも足がもつれてコケてしまうんではないかと結構心配だった。
だって運動不足な上に、全力疾走する機会なんてそう無いしね。
結構疲れたけど、沢山の景品をもらって大満足!思ったより楽しかった(笑)
最後の大抽選会では商品は何も当らなかったが、参加賞としてスケボーをもらった。
スケボーが2個になってしまった…

6月8日(水) 悲しいかな…ラストの日(T-T)

今日は約1年間通ったアダルトスクールの最終日だった。
2004年9月からほぼ毎週月曜・水曜の18:00~21:00で通ったIrvine Adult School。
英語を話せる機会は多く無かったが、ヒヤリングの勉強になると思って頑張って続けてきた。
行くのが面倒臭い時もあったけども、約1年間通い続けることができた。
今日が最後の日であることを先生や仲間に伝えると、先生はもちろん、寂しがってくれる仲間もいて
別れ際は本当に感無量だったし、もうここに来ることは無いと思うとちょっと寂しくなった。
英語が上達したしてないは別として、沢山の人に知り合うことができたし、
本当に頑張って通ってよかったと思う。

6月9日(木) 夕方から打ちっ放しではなく、ショートコース

日本で仕事終わりに夕方から打ちっ放しに行く事はできると思うが、ゴルフコースを回るのは無理だと思う。
でもここでなら、それが可能だ!
1時間早く出勤して、そして1時間早く退社。16:30にはゴルフをスタートすることができた。
いつも行くDavid L. Bakerゴルフ場(ショート)は今日で3回目、前々回の自己ベスト111(パー62)を何とか更新したい。
とりあえず目標は110として頑張った。平日夕方なのにゴルフしてる人が結構多い。日本は違うよね?
16:30から始めて20:30に終了。日照時間が長い事もあり、何とか最後まで回ることができた。
結果は…、91!目標を大きくクリア!また一緒に回ったUさんとK君とほとんど変わらない成績!
確実にゴルフが上手くなっていることを自分でも実感できた。
これで日本に帰っても、誰とでもゴルフに行く事はできるよね?
帰りが夜遅くなったにも関わらず、Uさん邸にお邪魔した。(2日連続)
U夫人と居候?のAちゃんがコロッケを揚げて待っていてくれた。
みんなで食べる夕食は本当に美味しかった。
U夫妻には本当にお世話になりっぱなしだ、いつかお返しをしないと…

6月10日(金) 貯まった小銭を紙幣へ交換、いくらに!?

日本でもそうだったが、自分は小銭を全く持たない主義で、小銭は貯金箱に全て入れることにしている。
そして、今日は一年間貯めた小銭を両替するためにスーパーのRalphsへ行った。
小銭を紙幣に交換してくれる機械が置いてあるのは、以前から認識していた。
沢山貯まった小銭の総額は85.88ドル、残念ながら100ドルには達しなかった。
出てきたレシートを見てビックリしたのは、1ドルにつき86セントも手数料が取られること。
これなら小銭は小銭として使ったら良かった。
でも銀行に持って行くのは面倒だし、仕方ないか…

6月11日(土) LA観光、そして初のドジャース観戦

両親がここアーバインに遊びにやってきたので、ロサンゼルス国際空港まで迎えに行き、LAの街を案内した。

マンズチャイニーズシアター、ハリウッドサイン、ビバリーヒルズ、ロデオドライブ、サンタモニカ。
そして最後に自分も行きたかったドジャースのゲームを観戦しにドジャースタジアムへ。
やはりメジャーの野球は日本と全然違う。

選手のプレーはさておき、観客の応援の仕方が全く違う。
日本では鳴り物を使用して応援するが、メジャーは一切使わない。
観客は試合に集中して、一つ一つのプレーにリアクションをとる。
またノリのいいアメリカ人は、やたらに盛り上がっていて、見てるだけでも面白い(笑)
日本流の応援もそれは文化なので否定はしないが、応援はプレーを見て自然としたくなるものという
メジャー流の応援に自分は同感だ。
残念ながら中村紀は現在3Aなので、この試合に日本人選手は誰もいなかったが
野球好きの父はメジャー観戦を喜んでくれたので良かった。

6月12日(日)~18日(土) ロングドライブは覚悟でグランドサークルへ

帰国前に一週間の休みをもらえたので、ずっと行きたかったグランドサークルへ。
グランドサークルとはアリゾナ州、ユタ州、コロラド州に半径何km以内かに国立公園が沢山あるので、
その地域はグランドサークルと呼ばれている。
自分の趣味で行きたかったこのコースにアメリカ訪問中の両親も同行。
家族3人で行くグランドサークルへの旅行となった。
この1週間で回った国立公園の数とドライブした距離は中途半端じゃない。
本来ならもっとゆっくり回りたかったが、いつもの強行日程!
詳細は、↓アメリカ国立公園[06]で。

アメリカ国立公園 [06] 旅行記 2005年 ~グランドサークル~ 【アメリカ在住中】旅行記 2005年 2005年 6月12日 ~ 2005年 6月18日 訪問都市 ユタ州:ザイオン国立公...

6月19日(日) 両親の帰国とロブスター

今日は両親の帰国日ということもあり、朝にホテルへ迎えに行った後、ホテル近くのIHOPで朝食をとった。
日曜の朝という事もあり、家族連れで店内は賑わっていた。
朝食後は両親をロサンゼルス国際空港まで送った。
空港はやたら混んでいて2時間半前に到着したにも関わらず、チェックインはギリギリになってしまった…。
とりあえず両親が無事に飛行機に乗って帰ってくれて良かった。

アパートに戻ってからはU邸へ行った。
今回はロブスターをお土産に持って行って、U夫人に料理していただいて3人で食べた。
ロブスターを料理するってなかなか難しいね…。
でも喜んでもらえたので本当に良かった。

6月24日(金)~26日(日) 白い砂丘は本当にあるのか!?

帰国まで1週間も無いと言うのに、今週もお約束の週末旅行だ!(引越し準備もしないと…。)
当初はカタリナ島日帰りツアーとシックスフラッグス(遊園地)に行く予定だった。
しかし、それらはまたカリフォルニアに遊びに来た時に、日帰りで行ける。
で、今回の旅行先は、ニューメキシコ州とテキサス州だ。
ニューメキシコには白い砂丘があるホワイトサンズ国定公園、
テキサスにはアメリカ最大の鍾乳洞、カールスバッド国立公園がある。
どうしてもこの2つには行っておきたいので、K君と出掛けた。
今回はメキシコとの国境付近ということもあり、検問が多いらしい。
無事に帰って来れるかなぁ~
詳細は、↓アメリカ国立公園[07]で。

アメリカ国立公園 [07] 旅行記 2005年 ~ホワイトサンズ、カールスバッド~ 【アメリカ在住中】旅行記 2005年 2005年 6月24日 ~ 2005年 6月26日 訪問都市 ニューメキシコ州:ホワ...

6月28日(火) 疲れて、ビックリして、寂しくなって…

今日は引越し荷物の引取りがあったので朝から大忙し。
限度いっぱいにお土産を詰め込みたいので、ラルフスへお土産を買いに行った。
12:00過ぎに引越業者の人が来て、梱包作業開始!
引越しって結構疲れるね、思った以上に体力を使う。
なんとお土産を買い過ぎて、140kg制限のところに160kgになってしまい、さぁ大変。
残りは自分の手荷物として持って帰るしかないか。

引越しの梱包作業が終わり、引取りが完了したのが14:30、それから会社に向かった。
いつも通りに出勤したのだが、自分のデスクが大変なことに!?
もうすぐ帰国ということでチーム員がデスクをデコレーションしてくれ、寄せ書きを置いてくれていた。
ビックリしたし、すごい嬉しかったのだが、「また明日も会社に来るのになぁ~」って(笑)
他のチームの人もこの机を見て、
「Happy Birthday??」、「New Year??」、「Merry Christmas??」って感じでビックリしてた。
夜はアパートで食事をしたが、アパートメンバー3人で食べる最後の夕食ということで、
K君が吉野家の牛丼を買って来てくれた。しかも大盛り。ありがとう。
3人で時間の早さを噛みしめながら、牛丼を食べた。

何とK君がチキンカレーを作ってくれようとしている。
が、しかし…ヨーグルトを入れ過ぎた彼は、失敗に気付き、
結局そのカレーは、誰も口にすることが無かった(笑)

6月29日(水) ラストの夜は送別会をしてもらって感激!

ここカリフォルニアでの勤務も今日で最後。
にも関わらず、最後の最後までバタバタとして、チーム員に挨拶回りをする余裕も無かった。
しかし、皆が帰ってしまう前に少しずつだけど、挨拶に回った。
みんな最後までやさしく接してくれて、ありがとう。本当に嬉しかったし、涙が出る場面もあった。
また絶対ここに戻って来て、一緒に仕事をしたいと強く思った。

夜は日本人駐在員が平日にも関わらず、全員集まって送別会を開いてくれた。
本当に皆さんに感謝である。
駐在員の皆さんの助け無しではここでの生活は成り立たなかったし、皆さんのお陰で楽しさも倍増だった。
パーティは23:00頃まで続き、本当に本当に楽しい最後の夜を過ごすことができた。

ここに赴任する前、「3ヶ月頑張ってダメなら、帰国を申し出よう」と不安な気持ちでいたのが嘘みたい(笑)

6月30日(木) とうとうこの日が来てしまった、天国から地獄?

とうとう最後の朝を迎えてしまった。
荷物を全部スーツケースにまとめて、空港へ向けて出発した。

便は違うが同じく本日が帰国のOさんと自分を、一年間お世話になったUさん、そしてルームメートのK君の2人がロサンゼルス国際空港(LAX)まで送ってくれた。
空港は混んでいる可能性があるため、早めに出発して4時間前に到着した。
空港まで送ってくれたUさん、K君とは空港でお別れ。
目に熱くなる物を感じた。それは、2人がここでの生活を最高にしてくれたから。
本当にありがとう。

Oさんと2人で空港の中へ入り、バッグのセキュリティを終えて、JALのチェックインカウンタへ。
Oさんは成田行き、自分は関空行きのカウンタへ。

HOK:「えーっと、私の席は既にアサインされてますか?できれば通路側がいいのですが…」
係員:「あいにくエコノミークラスは、本日満席でして…」
HOK:「え~、そうなんですか…」
係員:「本日、お客様はお一人様でいらっしゃいますか?」
HOK:「ええ、一人です。」
係員:「それでは、ビジネスクラスの通路側を用意させて頂きます。」
HOK:「ほんとですか?ありがとうございます。」(平然を装って…)
(心の中では、「やったー、ビジネスクラス!飛行機100回目にして初のビジネス♪♪♪」)

Oさんと昼食をマクドナルドで食べて、免税品を見てから搭乗口へと向かった。
あー、最後にIN-N-OUTのハンバーガー食べたかったなぁ、仕方ないや、またここに来よう!
Oさんのフライトは成田行きのため、自分の飛行機より約30分搭乗が早かった。
Oさんとは帰国後も会社ですぐ会えるんだけど、1年間一緒に過ごしてきたのでやはり込上げるものがあった。

さて、自分が搭乗する時間だ。
本当にこの1年は早かった。
どんな年よりも充実していたからこそ、どんな年よりも早い一年だった。
また絶対カリフォルニアに観光でも仕事でも何でもいいから、沢山来れるように頑張りたい。
ここは自分の第2に故郷やからね(笑)
天国のアメリカから地獄の日本へ戻るような気がするが、日本でも充実した日を送れるように頑張ろう!