ホテル宿泊

「セントレジス大阪」宿泊記、朝食レビュー

2022年10月、「セントレジス大阪」に初宿泊したレビューブログです。

ずっと気になっていたホテルの一つだったので、今回はマリオットボンヴォイアメックス・プレミアムカードの無料宿泊特典を利用し、プラチナエリートとして宿泊させていただきました。

リッツカールトン大阪と迷ったのですが、リッツカールトンは京都に泊まったことがあるので、今回は是非気になっていたこちらのホテルで。

結論から言うと、正直こんな素敵なホテルがあるんだぁ~と思える経験になりました。

このブログでのレビューを最後まで読んで頂き、共感していただけると嬉しいです。

セントレジス大阪

大阪の御堂筋を歩いていると、本町にひときわ目立つ高い建物があります。このちょっと変わった形の高いビルにセントレジス大阪が入っています。

目立つという意味では、W大阪かもしれませんが、あれば別格ということで。

今回の宿泊を決めた理由は、

  • 一度、泊まってみたかったラグジュアリーホテルの一つ
  • マリオットボンヴォイアメックス・プレミアムカードの無料宿泊特典を利用

それくらいかな。

最近は色々なホテルに宿泊させてもらっているので、あそこもここもって感じで気になるホテルばかりですが(笑)

アクセス

セントレジス大阪へのアクセスは電車が便利ですが、駐車場も完備されております。

電車の場合

  • 大阪メトロ御堂筋線/中央線・本町駅 7番出口より 徒歩約5分
  • 大阪メトロ堺筋線・堺筋本町駅 15番出口より 徒歩約10分

車の場合

  • 梅田方面:御堂筋「備後町3」の信号を左折、一筋目を右折して直進、本町通を渡り右手。
  • なんば方面:四ツ橋筋「中央通り」を右折、三休橋筋を左折、本町通りを西へ。

ホテル内に駐車場があり、1時間800円、1日3,500円となっています。

エントランス

こちらが本町通り側にあるエントランスです。

角を曲がると、せんば心斎橋筋商店街側にも出入口がありますので、今回はそちらを利用しました。

いいですねぇ~、こういったワクワクさせてくれるようなエントランスが気に入ってます。

エントランスを入るとフラワーアレンジメントっていうのかな?大きなオブジェが迎えてくれます。そして、フレグランスの香りにも気づくと思います。

向かって左手がレセプションへと続く通路ですが、途中にはコンシェルジュデスクがありました。

レセプションは12階になりますので、エレベータで上ります。

青い照明で、天井は丸い空間があり、ちょっと幻想的な雰囲気です。

館内

エレベータを降りると、レセプションまでの真っすぐな通路となっています。

チェックイン

こちらがレセプションになり、2席用意されています。

私が到着したのは16時頃だったのですが、チェックアウトの人とタイミングが重なったみたいで少し混雑していました。

待ち客の列が無く、それぞれがソファに座っている感じだったので、自分の順番もわからない状態です。待ったのは5分くらいでしたが、もう少し混雑に対応できる方が良いなと感じました。

  • レセプションの順番待ちがわからず、少しカオス
  • 16時前後はレセプション混みがち

レセプションの背面はロビーとなっています。奥の階段はボールルームとなっていました。まだ降りてません。

プラチナエリート特典

マリオットボンヴォイのプラチナエリートで受けられる特典を確認しました。

朝食が無料でいただけます。そしてラウンジがありませんので、ミニバーも利用できます。

今回は、14時のレイトチェックアウト、ウェルカムギフトで1,000ポイントいだきました。

  • デラックス(2ダブル、シティ or スカイラインビュー)
  • グランドデラックス1キング or 2ダブル、シティ or スカイラインビュ)
  • グランドデラックススイート(1キング、シティビュー)
  • エグゼクティブスイート (1キング、スカイラインビュー)
  • ユリスイート(1キング、スカイラインビュー)
  • 藤スイート(2ダブル)
  • マツスイート(1キング)
  • ロイヤルプレジデンシャルスイート

セントレジス大阪には上記の客室タイプがあり、今回予約を入れた「グランドデラックス 1キング シティビュー」からのアップグレードはありませんでした。

チェックインを終えて、客室へ向かいます。左手から奥に向かって進みます。

奥にはレストランとバーもあります。

落ち着きのあるとても良い雰囲気のロビーを抜けると客室へ向かうエレベータがあります。

客室へ

エレベータは2基あります。ここのホテルは天井が高く、エレベーターホールでさえ解放感があります。

それでは、エレベーターで22階へ。

22階に到着です。照明は暗めで、色使いも落ち着いた感じとなっています。

客室へと続く廊下です。スポットライトになっていますので、全体的に暗めです。

今回お世話になる2209号室に到着です。

客室レビュー

エレベーターと階段を取り囲むように客室は配置されているのですね。いつかコーナールームにも宿泊してみたいです。

さて、今回の2209号室はドアを入ると左手には水回り、正面がメインルームとなっており、外からの日差しで客室内が明るいのが印象的でした。

大きめの客室の真ん中にキングサイズのベッドがありますが、その大きさを感じないほど部屋が広く感じます。

客室内の天井も高いはず。

大きな窓からの景色も解放感があります。今回は東向きの部屋ということで、生駒山がキレイに見えました。

写真では少し伝わりにくいですが、なかなかの解放感です。目が覚めた時にこの雰囲気を感じられるのは、ホテルならではかな。

基本設備

ベッドの左サイドには電話、右サイドには時計があります。右サイドの引出しにはオーディオケーブルが入っていたので、AV機器をテレビに接続できます。

左サイドの引出しは、コントロールパネルでした。照明はもちろん、カーテンの開閉もできます。

  • コンセントは沢山ある
  • USBポートが1つもない

ソファはゆったりサイズです。荷物を置いても良し、寝転がってテレビを見るも良し、景色を眺めるも良し。

ソファの横にはラックがあり、これがすごく便利でした。クローゼットに入れるには面倒ですが、ここにジャケットを掛けたり、小物を置いたりと。こんなのがあるって知りませんでした(笑)

ソファの反対サイドにはこちらのボックスがありました。何かな~と開いてみると…

サイズ42インチで2010年製のテレビでした。部屋の大きさに対して少し画面が小さく感じたのと、ちょっとテレビが古いかなと。

下段にはブルーレイのプレーヤーとAV機器の接続ポートがありました。ケーブルはベッドの右サイドの引出しに

テーブルには各種案内と無料のミネラルウォーター。そしてバトラーサービスの一つ、ウェルカムドリンクとしてアップルジュースを頂きました。

その際、客室の案内ということで2点教えていただいたことがあります。

1つは、テレビに角度が付けられるということ。これを知らなかったらベッドがからテレビを観るのは首が少々辛いです。

そして2つ目は、バトラーボックス。

客室扉のすぐ横にこんなスペースが。このスペースで対面ではなく物の受け渡しができるということです。

今回は、ナイトウェア、追加のミネラルウォーター、朝一のドリンクサービスの時に使用しましたが、とても便利だと感じました。

こちらで執筆活動をさせていただきましたが、若干デスクの高さが高いように感じました。

そして映り込みが気になるほどに輝くこちらの金の家具は?

ミニバーでした。

高級ホテルですので値段はそれなりですね。客室内で軽食を楽しむのであれば、コンビニ等で購入して持ち込むと安くつきますね。周辺にコンビ二沢山あります。

プラチナエリートは、こちらのミニバーから3,000円分いただくことができました。

水回り

洗面化粧台

洗面化粧台とバスルームが向かい合うように配置されています。

シンクはダブルシンクです。どちらかの一つだけしか使いませんでした。左か右か、どちらでしょう?(笑)誰も興味なし!

基本的なセットが用意されていますが、基礎化粧品などはバトラーサービスでいただけるみたいです。

シンクの下はタオル類の他、ドライヤー、ゴミ箱、トイレットペーパー予備、体重計がありました。

噂のレプロナイザーです。初めて利用しましたが、風量も十分で乾かしやすかったです。

バスルーム

バスタブは横になれるよう浅くなっており、ちょっと座ろうとすると後ろにもたれにくいです。テレビも観ることができますので、ゆっくり半身浴をするにはちょうど良いです。バスローブもしっかり使わせていただきました。

レインシャワーは無いのですが、正面の4カ所からシャワー出てきます。シャワーヘッドの水圧はキツいくらいで十分でした。

最近は水圧の弱いホテルばかりに宿泊だったので、ほんとこれは普通のことですが水圧が十分なのは嬉しいです。

用意されていたシャンプーとコンディショナー、ボディソープです。

トイレ

トイレの扉が摺りガラスです。個人的には、やっぱりトイレは隔離してほしいです。

クローゼット

水回りの奥の扉を開けるとウォークインクローゼットでした。正面は大きな姿見になっています。

左手にはバスローブとスリッパ、右手にはセーフティボックス、引出しには浴衣が入っていました。

朝食【ラ ベデュータ】

朝食は、レセプションがある12階にある「ラ べデューダ」でいただくことできました。午前7:00~10:00ということで、もちろん一番の7:00に入りました。

やはり天井が高く、空間が広く感じます。すごく落ち着いた感じが良いです。

8時くらいには席も埋まっている感じでしたが、ホントに外国人の方が多く、実際ホテルの方もほとんどが外国人だとおっしゃっていました。

今回は窓側の席に案内していただきました。

朝食はビュッフェスタイルではなく、和食か洋食のどちらかを選びます。今回は洋食を選択しました。

洋食のセットの到着です。自家製のイチジクのジャムがとても美味しかったです。

卵料理はアスターベネディクトを選択しました。中からはトロトロの黄身が一層食欲をそそります。

本日のスープはニンジンのスープです。このスープもですが、全体的に優しい味でどれも美味しかったです。

こちらのメニューの左からはドリンクを、右からはサイドディッシュを追加でお願いすることでできます。いくつでも注文OKとのことでしたが、そんなに食べられないので、おススメされたパンケーキをいただきました。

サイズもちょうどよい。フカフカのパンケーキをいただくことができました。パンケーキにはほとんど甘さが無いので、ホイップとジャムで調節しながら、ブラックコーヒーと共に味わいました。

共有スペース

ロビーラウンジ

ロビーも高級感がありますね。どこかの美術館に来たような感じ。

12階のテラスには石庭があります。ビルの中とは思えないですね。

石庭を見えるソファー席で、ゆっくり時間を過ごすのも良いですね。夏場はビアガーデンも開催されるみたいです。

フィットネスセンター(14階)

現状、フィットネスジムは予約制になっていますね。ルームキーをかざしても入ることができませんでした。

このような景色を見ながら運動できるのも良いですね。私は14時頃に見学したのですが、誰もいらっしゃいませんでした。

エステティックサロン“IRIDIUM featuring SOTHYS(14階)

14階にはスパもあります。今回は入ってないのですが、フェイスやボディはもちろん、男性も利用できるみたいです。

チェックアウト

今回はレイトチェックアウトをお願いし、14:00まで部屋を使用させてもらいました。今回は無料宿泊特典を利用したので会計はありませんが、ミニバー利用分が3,050円だったので、差額の50円だけ払ってチェックアウト完了です。

まとめ

始めて宿泊したセントレジス大阪でしたが、新しい経験をさせていただいたなという感覚です。さすがラグジュアリーホテルということもあり、ビジネスホテルを匂わせるような雰囲気はなく、しっかり高級ホテルでした。

これだけの高級ホテルですので、スタッフの方々のホスピタリティも最高でした。バトラーサービスも良かったですし、朝食で接客して頂いたスタッフさんも気さくで、とても有意義な時間を過ごすことができました。

強いて言うなら、オープンから10年以上経っていますので、テレビを更新、ワイヤレススピーカーを設置、USBポートを設置など、新しいものはどんどん取り入れていけば、もっと良いホテルになると思います。

是非また泊まりたいホテルのひとつとして、今後も注目していきたいと思います。

以上、参考になれば嬉しいです。

ありがとうございました。