DODキャンプパーク京都でキャンプを満喫してきました。事前情報が少なく準備に困ることがあったので、解説します!
子連れにもカップルにも大人気のキャンプ。今回は、スプリングスひよしにあります「DODキャンプパーク京都」でキャンプを体験してきましたので、完全解説します。このブログでは、どんなキャンプサイトなのか、そしてどのような施設があるのか、是非参考にしていただければと思います。
- DODキャンプパーク京都とは
- 「カマボコテント3M」体験記
- 施設情報・基本情報、その他
DODキャンプパーク京都へ出掛けた2022年8月です。
同じ京都のるり渓温泉にある「GRAX グランピング」は2度利用したことがあったのですが、家族から「今回は、グランピングではなくキャンプが良い!」とリクエストされ、どうしようか…と悩んでいました。
私はキャンプの経験はほとんどなく、特に興味もなかったので、何を用意すれば良いのか?どこを予約すれば良いのか?と、ホントに考えるのがストレスでした(笑)
今回は、友人の勧めもあってスプリングスひよしにあります「DODキャンプパーク京都」を利用し、家族も満足してくれたのでホッとしています。
個人的には、キャンプとグランピングの違いがわからなくなるような快適な体験ができたので、今回その経験を記事にすることにしました。
これから「DODキャンプパーク京都」を利用される方、また利用を検討される方の参考になれば嬉しいです。
DODキャンプパーク京都とは?

DODキャンプパーク京都は、スプリングスひよし内に人気のアウトドアブランド「DOD」と
コラボレーションしたキャンプエリア。

手ぶらでキャンプを満喫できるプランがあるので、私のようなキャンプ初心者でもDODのキャンプアイテムを実際に体験しながら楽しむことができます。もちろんベテランキャンパーが利用できるプランもある上、キャンペーンなどもありますので、是非一度検討されてはどうでしょうか?
DODキャンプパーク京都の体験記
アクセス
まず、DODキャンプパーク京都があるスプリングスひよしですが、京都府南丹市日吉町の日吉ダム直下にある道の駅です。スプリングスひよしには広大な芝生がありますので、その一画にキャンプフィールドがあります。
スプリングスひよしには、JR嵯峨野線+市営バス、車と2種類の方法があります。電車利用ではかなり行きにくいので、もちろん私は車を使用して向かいました。
電車の場合
JR嵯峨野線を利用して日吉駅へ。園部駅から市営バス日吉ダム線を利用します。「ひよし温泉」または「スプリングスひよし」バス停下車すぐです。
駅からも所要時間は約10分となっています。バスの時刻などは、必ず事前に確認されることをお勧めします。
車の場合
京都縦貫自動車道を亀岡・福知山方面へ向かい園部I.C.を経由し、府道19号線へ。京都市内からは約30分、大阪方面からは大山崎JCから約40分となっています。
エントランス

到着したのは15:00頃でした。駐車場は無料です。残念ながら今回のプランは、車をテントに横付けできないので手前の駐車場に止め、歩いて受付まで。
チェックイン

正面から歩いていくと、左手がキャンプ受付のあるアリーナ、右手は温泉とプールの受付があります。


- キャンプフロント 9:00~21:00
- チェックイン受付 14:00~
- キャンプ道具や遊び道具のレンタル
- ワインなどアルコール各種、ソフトドリンク各種、おかしやカップラーメン等の販売
ここでチェックインできます。私たちがチェックインをした15:00過ぎには少し混雑していましたので、5~10分程度待ちました。

公式サイトには、使用できる決済サービスの情報がなかったので、もしかして現金しか使えないのでは?と少し不安でしたが、クレジットカード、電子マネーといろいろ使えました。QRコード決済は使えません。
私は電子マネーを使いたかったのですが、スマホの電波の入りが悪く、結局クレジットカードを使用することになりました。




フロントでも飲み物は買えますが、周辺に自動販売機も沢山あります。

子供の遊び道具を無料でレンタルできるので、子供達は次から次へと興味を変えて借りては遊んで返すを繰り返していました。

チェックインを完了させると、カートに乗せたキャンプ道具や食材を受け取ることができます。その場で簡単な説明があります。
このカートを引いて、早速テントに向かいます。
宿泊施設レビュー(カマボコテント3M)


カマボコテントには、3L、3M、3Sと三種類あるのですが、今回はミドルサイズの3Mのプランにしました。ホントは3Lが良かったのですが、満室でした。

今回は大人2人、小学校低学年が2人の計4名で宿泊しました。結論から言いますと、大人2人、子供2人でちょうど良い感じのサイズです。決して広くはないですが、狭くて窮屈といった感じもありません。

テントに入って右手には、以下のアイテムが用意されていました。
- テーブルチェア一式
- ガスコンロ
- バーベキューグリル
- 焚火台
- ゴミ箱台

テントに入って左手は、寝室です。手前にはクーラーボックスもあります。

寝具は、枕、寝袋(大きい黒)、薄いシーツ(小さいグレー)が用意されていました。正直どのような格好で寝れば良いのか、寝具はどのようなものがあるのか、公式サイトには情報がありませんので、すごく悩みました。


お盆を過ぎの宿泊でしたが、夜そして朝方は少し肌寒い感じでした。結果的に私たちは、半袖Tシャツと薄手のハーフパンツを着て、グレーの薄いやつを羽織って寝ました。
寝袋はチャック全開で掛け布団にもなりますが、それはちょっと暑かったです。

ランタン2種類とスピーカも用意されているので、明るいうちに充電しておきます。電源は用意されており、USBが3口とコンセントが2口ありました。
食材と調理器具


食材と調理用器具・食器類はチェックイン時に受け取ります。
食材はテントに入ったら保冷剤と共にクーラーボックスへ入れます。食材は全てすぐに使えるようにカットされていますので、包丁を使うことはありません。
バーベキュー開始

一通り荷物をまとめたら、すぐにバーベキューを開始しました。
- 火を起こすのに時間が掛かる
- 焼くのも時間が掛かる
- 片付けに時間が掛かる
- 後の時間を有効に使いたい
と言ったように、いろいろと時間が必要となります。
スタートが遅いとその分食べる始める時間も遅くなりますので、あとの時間を有効に使うためにも早めに開始される方が良いと思います。
火起こし

さぁ、バーベキューの準備に取り掛かります。
グリルは事前にテント内に用意されておりますし、炭と着火剤はカート内にあります。
火の起こし方は受付でもらえるマニュアルに記載されていますし、うまくできない方はスタッフに声を掛けると助けてもらえます。

GRAXグランピングと同じだったので、今回も無事に火を起こすことができました。
日吉産お米の釜炊きご飯


火を起こしている間に、ご飯を炊きます。用意されているお米と水を釜に入れ、火を付けるだけでOKです。
地元夏野菜のカポナータ(パスタ)

次は地元夏野菜のカポナータを作ります。

具材は全てカットされていますので、炒めながら食材を入れていくだけで簡単に作ることができました。
ホタテの香草バター焼き&イカのホイル包み焼き


火が起こったところで、まず最初にホタテとイカを調理。真空パックに入った食材を、炭火の上に置くだけです(笑)
スティックサラダと山椒味噌チーズソース

こちらは調理なしで、そのままいただきます。作業をしながらポリポリつまむ感じで食べました。かぼちゃ、キュウリ、大根、ニンジン、ミョウガが入っています。
炭火バーベキュー


お肉は黒毛和牛肩ロース、チキン、ソーセージの3種類です。子供達も美味しいと沢山食べていました。こんなに沢山食べるなら、持ち込みで他の食材も持ってくれば良かったです(笑)

ご飯も上手く炊けましたので、お肉と一緒にいただきました。

バーベキューの〆はジャンボマシュマロです。


有料になりますが、追加でお肉、魚介や野菜等も当日オーダーできますので、是非次回は違うものにもトライしたいと思っています。
バーべキュー終了
全ての食材を食べ終えたのが19:30頃で、外はすっかり暗くなっていましたが、ランタンがありますので全く問題ありませんでした。
後片付けですが、火の始末はグリルの蓋を閉めておくだけでOKです。ごみは専用の袋に入れてゴミ収集所へ運び、食器や調理器具等は洗わずにそのまま袋に入れて受付に返却します。
本当に煩わしさを一切感じることなくバーベキューを楽しむことができました。子供たちも是非またやりたいと大喜びでした。
共有スペース
洗い場


テントの近辺には3カ所の洗い場があります。お水だけではなく、お湯も出ますので冬場のキャンプには良いですね。
テントにはもちろん洗面台はありませんので、歯磨きなどもこちらでしました。
トイレはアリーナに1ヵ所あるので、そちらを使用します。
自動販売機


自販機は沢山あり、飲み物だけではなくアイスクリームもありました。値段も良心的です(笑)
手持ち花火

エリア内では、手持ち花火を楽しむことができます。


チェックイン時に子供にはシャボン玉と花火のプレゼントがありましたので、夕食後にたのしみました。
消火用のバケツも無料でレンタルできますし、専用のごみ箱も用意してありました。
ひよし温泉
テント宿泊者は、ひよし温泉を利用することができます。宿泊当日と翌日の2日間を無料で利用することができました。
リンスインシャンプー、ボディソープは完備されていますが、タオル類は何もありませんので、持参する必要があります。
また、靴箱とロッカーは100円返却式となっておりますので、事前に小銭を用意しておくと良いです。
焚火、ハンモック


焚火台とハンモックは用意してあります。焚火用の薪は1回分無料でいただくことができます。

ひよし温泉から出た後は、焚火を眺めながらハンモックでしばらく揺られ、リラックスした時間を過ごしました。

またこの日は天気も良く星を沢山見ることができました。街中ではなかなか星も見る事ができないので、子供達も喜んでいました。
朝食
朝食は7:00より受付で受け取ることができました。

朝食は、以下の3点です。
- 新鮮野菜サラダ
- キノコのスープ
- 照り焼きチキンと厚焼玉子のチーズホットサンド



焼き上がりが早く、一枚目は焦がしてしまいましたが、その後はDODの良い焼き目が付き、アツアツのホットサンドを美味しくいただくことができました。
子供にはアップルジュース、大人にはドリップコーヒーもあります。
チェックアウト
朝食をいただいた後、ゆっくり帰り支度をして11:00にチェックアウトをしました。

チェックアウト後は、ひよし温泉内にある温水プールで泳ぎ、ジャグジーや露天風呂で体を休めてから帰宅となり、充実した1泊2日を過ごすことができました。
その他のテント
カマボコテント3L


テント外寸:W3,800×D7,600×H2,180とかなり広いです。このテントなら窮屈さは全くありません。
カマボコテント3M


テント外寸:W3,000×D6,400×H1,950で、今回利用させていただいたのがこちらの中間サイズになります。
私は身長170cmなのですが、テント内では常に中腰姿勢になるので少ししんどかったのと、朝方には天井に露が付きます。何故か頭が濡れるなぁと思っていたのですが、天井に頭が付いた時にもらっていたみたいです。
その観点からも、次回はカマボコテント3Lにしたいと思っています。
カマボコテント3S


テント外寸:W2,500×D5,000×H1,850で、2人用もしくは1人用といったサイズです。私はテントに慣れていないからかも知れませんが、かなり窮屈に感じました。
ヤドカリテント


これは一人用ですね。テントの中では何もできないので寝るだけといった感じでしょうか。
日吉ダム

DODキャンプパーク京都は日吉ダムの直下にありますので、徒歩で見学することができます。初めて見るダムの大きさに子供達はビビッていました(笑)
道の駅 スプリングスひよし

DODキャンプパーク京都の対岸には道の駅があり、売店やレストランがあります。


お土産だけでなく、地元の野菜も販売しています。


また、BBQレストランや無料の足湯もあります。
まとめ
初めて利用させていただいた「DODキャンプパーク京都」ですが、本来の目的であるキャンプという形では、グランピングだったのかも知れませんが、家族で充実した時間を過ごし、非日常を体験できたことは良かったです。
基本的な内容は、前回行った「GRAX グランピング 京都るり渓」と似たような感じですが、DODキャンプパーク京都があるスプリングスひよしには広大な芝生エリアもあり、子供達にとっては色々な遊び道具を借りて遊び回れたのが良かったみたいです。
「GRAX グランピング 京都るり渓」の体験記も是非参考にしていただけると嬉しいです。

