海外旅行記

アメリカ南部 [05] 出張記 2009年 ~ノックスビル~

出張記 2009年

2009年 4月26日 ~ 2009年 5月 1日

訪問都市

アメリカ:ノックスビル

1日目(4/26)伊丹 → 成田 → ワシントンD.C.

またまた出張の日がやってきた。テネシーへの出張もこれで4回目だ。しかし、今回は現地滞在期間が4日間と今までで一番短いため、気分的には少し楽だ。いつもならバタバタと当日に荷物を用意して出掛けるところだけど、今回は比較的早めに用意をしていたので、余裕を持って自宅を出発することができた。

伊丹空港まではいつも通りにジャンボタクシーを利用した。昨夜寝たのが2:30ということもあり、タクシー内では爆睡している間に空港に到着した。今回も成田空港経由でのアメリカ入り。成田空港までのフライトはプレミアムクラスを利用しての約1時間なので、あっと言う間に到着した。

成田空港に着いてからは人の多さにビックリした。ゴールデンウィークに突入しているからかな。搭乗時刻まではANAラウンジでゆっくりし、その後機内へと乗り込んだ。機内はほぼ満席だった。ワシントンDCまでは約11時間。スパークリングワイン、ビール、赤ワインと久々にお酒を沢山飲み、空の旅を楽しんだ。

1日目(現地:4/26)ワシントンD.C. → ノックスビル

ワシントンD.C.に無事に到着した。機内では良く眠れたため、さほど疲れは残ってない。ここの空港も2回目なので乗り継ぎも迷わずできた。ワシントンD.C.は快晴で暑いくらい。乗り継ぎ時間にあまり余裕がないため、ゆっくりする間もなくテネシー州ノックスビル行きの飛行機に搭乗した。

フライトは予定通りにノックスビルに到着し、レンタカーを借り、現場近くのホテルへ向けて出発した。左ハンドルに右側通行も慣れているので全く問題ない。ホテルに行く前にモールに寄って少し買物をした。外は晴れていて暑いが、建物の中はやはり寒い。自分は長袖にトレーナーまで来てるのに、アメリカ人は短パンに半袖とやっぱり違和感がある。

買物を終えてからはホテルに向かったが、時差ボケもあってか運転はかなり眠かった。ホテルに到着してからは特に何もすることはなく、部屋でインターネットをしながらゆっくり時間を過ごした。食事は日本から持って来たレトルト御飯と缶詰だけにしたが、今の自分にはそれで十分。最近食べ過ぎで体重計に乗るのも怖いくらいだから。やっぱり時差ボケなのか眠さには耐えられず、21時には寝てしまった。

2日目(現地:4/27)ノックスビル

さすがに21時に寝ただけあって、午前5時には目が覚めてしまった。特にする事もないので、ベッドでニンテンドーDSをして時間を過ごした。シャワーを浴びて朝食会場へ。

ここの朝食ももう食べ慣れたものだ。2パターンしかないので明日のメニューも予想できてしまう…。朝食後、準備をして仕事現場へと出掛けた。現場に入ろうとしたとたん、警察に止められた。英語もよくわからないし、状況を説明するだけで精一杯だったが、何とか中に入れた。

今日は良い天気で汗ばむくらいだ。仕事終えてからホテルに戻った。インターネットをしているとやたらに眠くなってしまい、30分仮眠するつもりが3時間寝てしまった。これって予想通り…?

お陰で夜は全く眠れず、仕方がないので仕事をして過ごした。それにしても今こちらでは豚インフルエンザが流行っているとのことで、日本からも安否確認の連絡が入ってくるが、テネシーでは全くそんな気配すらない…。こんな山奥に菌が届くのはかなり先だろう。ちょうどインスタント食品を持って来たので外食せずに済むの良い。でも油断せずに帰国まで用心しよう。

3日目(現地:4/28)ノックスビル

このホテルで朝食を食べるのは何回目だろうか…。もう20回位は食べているような気がする。ここの朝食会場ではいつも同じおばあちゃんが、準備や片付けをしているのだが、今日はこのおばあちゃんに「戻って来たのね?」と声を掛けられた。自分の事を覚えてくれていたのだ。このテネシーでアジア人はほとんどいない上、3ヶ月に一度来ていたら覚えられるのも無理はないか…。

今日は終日現場にいたので、かなりの汗をかいて、疲れてしまった。昨年の9月にはこんな現場作業を2週間も続けてやっていたなんて信じられない。自分で自分を褒めよう(笑)

仕事を終えてホテルに戻るとお腹が空いていたので、持ってきたインスタントの雑炊を食べた。やっぱりこういう味が落ち着くわぁ~。それにしてもこちらでは朝食を沢山食べて、昼食は抜き、夕食は質素にしているのでちょっと痩せた様な気がする。日本でも同じような食事スタイルならもっと痩せてるんだろうなぁと実感。

日本の生活では食べ物が簡単に手に入るからつい食べ過ぎてしまう。夕食を食べてシャワーを浴びると疲れからか眠くなり、耐え切れずに寝てしまった。

4日目(現地:4/29)ノックスビル

やっぱり時差ボケかなぁ。午前2時に目が覚めてしまったので、少し仕事メールを見てから二度寝した。そして、起きたら6時半だった。いつもの様にシャワーを浴びて朝食を食べ、ホテルを出発する。

それにしてもアメリカの天気予報は良く外れる。昨日の夕方も今日も時々雷雨って言ってたけど、雨雲さえ見当たらない。まぁ今にわかったことではないけど(笑)今日は仕事が終わってから、ホテルの移動だ。その前にモールで買物をした。買物を終え、ホテルのチェックインを済ませ、お土産を買いに出た。昨年の12月に訪問しているので、お店の場所などもだいたいわかっていたので、楽チンだった。

出張期間が長かろうが短かろうが、仕事を終えて帰国の途に着くのを待つだけというのは非常に気分が良い。ビールを買ってきて2本飲んだら、かなり眠くなってしまった。時差ぼけ?疲れ?何でもいいからもう寝よう。

5日目(現地:4/30)ノックスビル → ワシントンD.C. → 成田

昨夜は寝ているところを突然起こされてビックリした!23時頃に「ドンドンドン」とドアを叩く音がした。また酔払いか…と眠い目を擦りながらトイレに行こうとすると、ドアの隙間に一枚の紙が置いてあった。「至急、会社に連絡せよ」とのFAXだった。

何故FAX?電話で良いのでは?と疑問に思い、受話器をあげるが発信音がしない。不思議に思い、電話のコードをたどると、何と途中で切断されている!これ、ドラマの殺人現場でよくあるシュチュエーションやん。真剣ちょっと怖くなってしまった。持ってきた携帯電話も電波が入りにくい状態だったが何とかつながった。

急いで部長に連絡するとやっぱりインフルエンザの件で会社が健康を気にしてくれていたのだ。何事も無くて良かった。幸い体の調子に変化はなく、体調も良い。朝ごはんもしっかり食べた。後はマスクをして飛行機に乗り込むだけだ。

しかし今回の帰国便はユナイテッドのエコノミー。嫌な予感は的中だった。席は狭いし、機内食は物足りないし、シートTVは使えないし、隣の外人も邪魔だし…。次回からはユナイテッド航空ではなく必ず全日空にしようと心に決めたフライトだった。

6日目(現地:5/1)成田 → 伊丹

エコノミーで13時間という時間は本当に長かったし、少し眠れたけど、やっぱり疲れた。やっとの思いで成田空港に到着すると、機内で検疫検査があるとのこと。しかもこの検疫がなかなか始まらない。他の便を検疫検査中らしく、到着後に機内で1時間待たされた後にようやく検疫が開始。終了したのは40分後だった。

疲労はもう限界だった。もう少し効率良くできないものであろうか。税関を出てからは自宅と会社に連絡を入れ、無事に帰国した事を報告した。インフルエンザの懸念もあり、かなり疲れた出張ではあったが、無事に任務を終え、帰国できて本当に良かった。