海外旅行記

アメリカ南部 [04] 出張記 2008年 ~ノックスビル~

出張記 2008年

2008年12月18日 ~ 2008年12月26日

訪問都市

アメリカ:ノックスビル

1日目(12/18)伊丹 → 成田 → ワシントンD.C.

昨夜にホノルル(東京)から帰宅したばかりだが、もう海外出張に行かなければならない…。昨夜はまだ時差ボケが残っている感じだったが、夕方に少し会社に行き、仕事のまとめと荷物の用意をした。

帰宅した後、眠さから何も用意ができず、とにかく寝た。そして、午前3時半に起きて荷物の準備を始めた。それにしても持って行く物が多い。スーツケースの半分は仕事の荷物だ。何とか用意を完了させ、シャワーを浴びて出発した。

伊丹空港に到着して、チェックインを済ませる。成田空港を経由してワシントンDCへ。まだ少し風邪が残っているため薬を飲んでいるが、機内ではお酒を飲んだ。もちろん疲れていることもあって、機内では一部終始寝た。小さいお子さん連れもいたので、機内は少々賑やかであったが、そんなのお構いなしで爆睡した。お陰で12時間のフライトはあっという間だった。

1日目(現地:12/18)ワシントンD.C. → ノックスビル

ワシントンD.Cのダレス空港は初めてだったので少し緊張もあったが無事に入国できた。スーツケースの中身が無事か少し不安だ。仕事の荷物が無くなっていたらどうしよう…。

寝過ぎか時差ボケか、頭がボーっとしている中、飛行機を乗り継いでテネシー州のノックスビルに到着した。空港の外に出てみたが、思っていたほど寒くない。天気はどんよりして時折雨がパラついていた。

今回は上司同行の出張のため、上司と合流するまでしばらく時間があったので、先にレンタカーを借りてモールへ出掛けた。モールではショッピングをして、夕食も取っておいた。それにしてもまだ眠い。

時間通りに上司が乗った飛行機が到着し、レンタカーで今回の仕事現場近くのホテルへ向かった。ここのホテルに来るのももう3日目となるので大体の行き方はわかっている。さぁ、明日からは6日連続での現場入りだ。まぁ前回を思えば6日なんて短い方だし、今回は一人じゃないから何とかなるだろう。

2日目(現地:12/19)ノックスビル

朝なかなか起きられないのは、寝不足なのか疲れなのか、それとも現場に行きたくない拒否反応なのか(笑)とにかく起きて、まず朝食に向かった。ここの朝食は、全く変わり映えがない。前回食べたのは3ヶ月前だが、それでも飽きた感じが拭えない。でも朝食はしっかり取らないと。

そして出掛ける準備をする。外は寒いかと思いきや、全然寒くない。また幸いにも雨も降っていない。久々に現場で仕事をしたが、やっぱり現場は疲れるなぁ。

仕事の後は上司と夕食に行った。メキシカン料理のファミレスだった。昼食を食べていない事もあったので良く食べたが、それよりも眠い。ホテルに戻って仕事をしなければならなかったが、睡魔に負けて何もせずにすぐに眠ってしまった。

3日目(現地:12/20)ノックスビル

今日は土曜日だ。ここのところ海外にいるので曜日感覚が全然無い。今日は朝食を食べる前にシャワーを浴びることにした。昨夜は仕事もせずに寝てしまったので、朝にしようと思っていたのに、結局バタバタして何もできなかった。

現場は土曜日ということで人が全然居ない。自分も土曜日に働いているという感覚がない。でも土曜日だし、早く仕事を終わらせてホテルに帰りたいと思った。今日は昼から雨も降り、かなりしんどい現場作業となったが、早く終われたので少し早くホテルに戻ることができた。

まだまだ眠い。やっぱり今日も早く寝ることにしよう。まだ21時半だけど(笑)

4日目(現地:12/21)ノックスビル

今朝は午前4時に目が覚めてしまった。目覚ましが鳴るまでまだ時間はあったが、寝ようと焦れば焦るほど眠れなくて、結局予定の午前6時半になってしまった。いつもと同じ様に朝食会場に行き、ゆっくり沢山食べた。

今日はとても良い天気になった。しかし、その分すごく冷え込んだ。何と氷点下だったらしい。雨が降っていたら最悪なコンディションだったが、良い天気のお陰で現場作業もスムーズに行えた。

今日は日曜日ということで早く仕事が終わり、少し時間に余裕があったので上司とアウトレットへ行く事にした。1時間以上かかる場所だったが、それ以上に遠く感じた。途中の車窓ではキレイな自然の景色を見ることができ、テネシーらしさ?を垣間見ることができた。

アウトレットでの買物の後、アメリカンレストランへ行った。なんとピーナッツ食べ放題。殻を下に落としてよいレストランで、初めての体験でとても面白かった。床はどこもピーナッツの殻だらけだ。

ホテルへの帰りはもちろん同じ道を戻るのだが、やはり遠かった。途中、眠くて眠くて本当にしんどかったが、何とかホテルまで無事に戻って来る事ができた。今日で4日目も終わりなので、残り半分だ。

5日目(現地:12/22)ノックスビル

今日は本当に寒かった。ホテルの外に出てビックリだった。空は晴れてキレイだけど、凍える寒さだ。また氷点下らしい。この寒さは自分には耐えられない。もちろん寒さとは関係なく現場には行かないと。いつも通りにホテルを出発した。

現場の近くまで行くと何やら多くのパトカーで騒がしい。何が起こったかはわからないが現場に到着した。そして、その状況を現場の人に少し聞いてみると、何と泥池の堤防が崩れ、家が流されたらしい。道路や線路も寸断されているみたいだ。これは結構な大事故である。しかもその道は自分が一昨日まで通っていた道だ。タイミングによっては、ホントに他人事ではなかった。

氷点下の中で現場作業を頑張った。それにしても寒い。暑いのも大概だが、寒いのもかなり疲れる。どうして自分の仕事環境はこんなに過酷な場所を多いのだろうか。まぁ現場も残り2日なので頑張ろう。風邪もすっかり治ったみたいだし、良かった。

6日目(現地:12/23)ノックスビル

徐々に起きる時間が遅くなってきた。やっぱり過酷な環境の現場は、疲労を蓄積しているのだろう。こんな寒い冬は温泉とまでは言わないが、家のお風呂にゆっくり入ってリラックスしたい。

今日は現場に行く前にガソリンを入れた。アメリカもガソリンはかなり安くなっていて1ガロンは1.6ドル程度だ。前回来た2008年9月には原油高とハリケーン襲来が重なって1ガロン5ドルもしていたのを見ているだけに、かなり安く感じた。

現場での作業は順調に進んでいるが、やはり今回も英語でのコミュニケーションに問題があり、自分の英語力の無さを痛感する毎日だ。一体どうすれば英語が話せるようになるのだろうか。こんな英語力で海外出張に来ているなんて、少し自己嫌悪になる。明日で現場も最後なので、何事もなく無事で終われることを祈るばかりだ。早く帰国したくなってきた。

7日目(現地:12/24)ノックスビル

やっと現場入り最終日を迎えた。今日はクリスマスイヴだし、仕事も早く終わらせて帰りたい。今日は全然寒くない。防寒着を着ていると暑いくらいだった。仕事は問題なく無事に完了できた。はー、これでやっと帰れる。

少し早く終わったので観光に出掛けることができた。テネシー州と言えばグレートスモキーマウンテン国立公園である。今夜宿泊のホテルを通り越し、約30分で到着した。

山の中に広がる草原ではクマや鹿など沢山の動物が見られるみたいだが、12月ということもあり動物はほとんど見ることができなかった。しかし国立公園の雰囲気は十分に味わうことができたので嬉しかった。

帰りに少し道に迷ってしまったが、無事にホテルに到着できた。荷物をおいてスーパーマーケットに出掛けたが、やはりクリスマスイヴということもあり、どこも18時には閉まっている。どうやら日本の大晦日と考えてよいみたいだ。

困ったのは夕食。どこも開いていないため、大雨の中を30分くらい車を走らせた。しかし、どこも開いてなくて結局は空港近くに唯一開いているレストランで何とか夕食をとることができた。それにしてもこの町では白人ばかりで、アジア人は見ない。カリフォルニアとは大違いだ。

8日目(現地:12/25)ノックスビル → シカゴ → 成田

早起きしないといけないと思うと熟睡はできなかった。お陰で無事に予定通り午前3時半に起き、出発の準備をすることができた。

空港ではレンタカーを返却して、フライトにチェックインし、シカゴ行きの飛行機を待った。しかし、定刻になっても搭乗できず、結局1時間も遅れての出発となった。

機内からシカゴを見下ろすとそこは一面の銀世界だった。何と寒いこと。飛行機の到着は遅れたが、乗り継ぎ時間はたっぷりあるので、成田行きの搭乗時間までラウンジで過ごした。パソコンを開いていると結構早く時間が過ぎ、あっという間に搭乗時刻となった。

機内はクリスマスだから?か、全体的に空いていた。今回の席は最前列にしてもらったが、やはり前の席が無いのは圧迫感がなくて良い。機内ではスパークリングワインを2本とビールで機内食を食べ、ぐっすり眠る予定だったが、2時間程しか眠れなかった。やはり座席が窮屈であるには変わりない。

帰国してからの時差ボケ対策の意味も込めて、無理に眠るのはやめ、パソコンをして過ごした。

9日目(現地:12/26)成田 → 伊丹

ほとんど眠れなかったこともあるが、やはり13時間という時間は長かった。成田空港ではスムーズに入国できた。荷物引取場では麻薬犬が数匹頑張っていた。可愛いのでついつい見てしまう。成田空港では特にすることもないのでラウンジでパソコンをして時間を過ごした。

伊丹行きの搭乗時間になり、飛行機に乗り込む。予定より少し遅れて伊丹空港に到着。これで2008年の仕事も終了。出社せずに仕事納めとは少し変な感じがするが、年末年始はゆっくりして、2009年は更に飛躍できるように頑張りたいと思う。