出張記 2008年
2008年 5日26日 ~ 2008年 6月 1日
ドイツ:リューベック、ハンブルグ
1日目(5/26)関西 → リューベック
約2年振りのドイツ出張。今回の出張は、取引先のセミナーに参加し、英語で会社紹介のプレゼンすることが大きな目的だ。気分はかなり重い…。しかも先日から38℃の熱が出ていて体調は最悪、おまけに多忙で発表資料は未完成のまま。



自宅を午前5時半に出発。さすがに当日に荷物の用意する訳にはいかないので、前日に済ませておいた。関西空港からルフトハンザ航空でフランクフルトまでは約12時間のフライトだったが、ニンテンドーDSをして過ごしたため、何とか乗り切れた。
ハンブルグに到着してからは、リューベックにあるホテル行きのバスを2時間も待った。しかし、全く来る気配はなく更に1時間半待ち、合計3時間半も待った。外は寒いし、咳は止まらないし、またもや最悪のスタートである。


結局はタクシーを利用して、やっとの思いでリューベックに到着できた。もう疲れたので、シャワーも浴びずに寝ることにした。ドイツに来たばっかりだけど、早く帰国したい気持ちでいっぱいだ。
2日目(5/27)リューベック
今日は一日目ということもあり、ペースをつかめずに疲れてしまった。セミナーは聞いていても眠たくはないが、専門外の内容が多く、退屈に感じることもあった。更に英語だから疲れは倍になる。しかし時差ボケはないし、食事もしっかり取れているので何とか乗り越えられるかな。それにしても風邪でしんどい。まだまだ咳が出る。



夕方にはセミナーが終わり、その後リューベックの観光ツアーに参加した。2年前に一度来ているのでそれほどの感動はなかったけど、いかにもヨーロッパという感じのかわいい街並みが続いていた。観光ツアーは教会に入っただけで終了してしまい、ちょっと拍子抜けだった。



リューベックといえばマジパンが有名?なのだが、2年前と同じ店で買う事にした。
夕食会はかなり長かったので、疲れてしまった。お店を出たのは22時過ぎで、ホテルまでのバスでは爆睡してしまった。部屋に戻ったのは23時半くらい、明日のプレゼンの準備なんてする余裕もなく寝てしまった。夕食会で少しお酒を飲み、風邪薬を飲まなかったせいか、夜中に咳が沢山出て本当に寝苦しかった。早くこの風邪が治り、プレゼンを終了させたい。そうすれば体も気持ちもずっと楽になるだろう。
3日目(5/28)リューベック
やっぱり咳と痰で全然眠れなかった。何でこんなに咳が止まらないんだろうか…。風邪薬は飲んでいるが、咳止めは持ってこなかったしなぁ。辛いけど何とか乗り切るしかない。
今日は英語での発表ということで朝から落ち着かなかった。発表ギリギリまで原稿を作成してバタバタしたが、準備は何とか出来た。英語での発表は原稿を読むだけという形になってしまったが、無事に終了する事ができ、沢山の拍手をもらえた。



夕方にセミナーが終わり、今日はビーチバレー大会があった。まだ風邪でしんどかったが、せっかくなので参加した。チーム分けの際に少し戸惑っていると何故か中東人のチームに無理やりに誘われて、そのチームに入ることになった。結果は言うまでもなく大敗。みんな歳だし、チームワークも無茶苦茶だ。まぁこんなものか。
その後はプールサイドでBBQがあり、風邪でしんどかったがビールも飲んだ。さすがに夜は冷えるので、夕食後はすぐに部屋に戻った。疲れからかすぐに寝てしまった。英語で発表という任務を完了させたので、何だか急に帰国したくなってきた。
4日目(5/29)リューベック → ハンブルグ
昨夜も咳のせいでよく眠れなかった。痰はまだ出るし、咳も止まらないし、一体どーなってるんだか?今日でセミナーも終わりということでホッとした。午前のセミナーが終了し、昼食を食べてハンブルグへ移動した。



そして、ハンブルグのホテルにチェックイン。夕方からはハンブルグ観光に参加する予定だったが、取引先との打合せがあったので、取引先本社へ。打合せをしていて思うのは、英語力の無さ…。何故か聞き流すことばかりが上達しているような気がする。
打合せ後は渋滞の街を抜けて夕食会場へ送ってもらった。夕食会には200人位が居たのではないだろうか。それにしても夕食の時間が長い。ホテルが近くだったら間違いなく先に帰ってる。咳は出るし、結構疲れも溜まってきた。23時に何とか開放されたが帰りのバスで咳が止まらずにしんどかった。一体この咳はいつ止まるのだろうか?こんな状態じゃお酒も飲めやしない。
5日目(5/30)ハンブルグ
昨夜も咳で眠れずにホントに辛かった。咳をし過ぎて腹筋が痛くなってるし、吐き気までする。ホントに何とかしたい。今日は歩いて取引先へ向かった。本当に天気が良くて暑いくらいだ。朝のセミナーは本当に眠かったなぁ。昨夜もほとんど眠れてないんだから。
そして昼から取引先の60周年式典に参加したが、暑い中、長いスピーチを聞かされた。式典が終わるとスーパーへ行き、お土産を買ってホテルに戻った。その後は夕食会に参加した。夕食では少し咳も楽だったのでビールを飲んだ。会場は思いのほか盛り上がっておらず、一度ホテルに戻って休憩することにした。
21時半頃に会場へ戻ると結構閑散としていて、アジア人はほとんどいなかった。取引先に挨拶だけ済ませて、またホテルへと戻った。それにしてもこっちは日が長い…、22時だというのにまだ明るい。
これで全日程が終了し、気持ちがかなり楽になった。後は風邪が治ってくれることを祈るばかりだ。
6日目(5/31)ハンブルグ → 関西
やっぱり咳が出てしっかり眠れなかった。ホントにこの風邪はいつ治るのだろうか。時差ボケ対策のため早めに起きようと努力したが、結局起きたのはいつもと同じ時間になってしまった。そして同じ時間に朝食をとった。ホテルの朝食は代わり映えが無いので、少し飽き飽き。



チェックアウト後は空港へ向かい、出発の時間を待った。フランクフルトへ向かうLH013便は機体の点検のため、30分程度遅れての出発となった。フランクフルトに到着すると雨が降っていて、すごい霧だった。予定より1時間も遅れての到着となってしまったので、急いで関西空港行きのゲートへ向かった。しかし、道に迷ってしまい余計に時間が掛かってしまった。急ぐとロクな事が無い。
関西空港行きのフライトは予定時刻に出発、この便は空いていたこともあり隣席が空いていたため、かなり楽だった。少し風邪の症状は残っているが、無事に出張の任務を達成できたので、機内ではビールとワインを飲んだ。これで到着の朝まで眠れるといいんだけど…。
7日目(6/1)関西
隣が空席だったとはいえ、やはりぐっすりとは寝れなかった。風邪の症状はかなり楽になったが、まだ咳と痰が少し残る。それにしても長く感じたフライトだった。全然眠れなかったからなぁ。
関西空港に到着すると、少し蒸し暑く感じた。気温は25℃だ。乗合いジャンボタクシーに乗って自宅へ向かった。長い長い移動を終え、何とか家にたどり着き、無事に出張を終えることができた。
