- 旅行記 2000年
- 1日目(10/30)関西 → バルセロナ ☀
- 2日目(10/31)バルセロナ → ミラノ
- 3日目(11/1)ミラノ → ベネチア
- 4日目(11/2)ベネチア → ミラノ
- 5日目(11/3)ミラノ → インターラーケン
- 6日目(11/4)インターラーケン → ベルン
- 7日目(11/5)ベルン → パリ
- 8日目(11/6)パリ
- 9日目(11/7)ブルージュ(日帰り)
- 10日目(11/8)パリ → ミュンヘン
- 11日目(11/9)フュッセン → ブダペスト
- 12日目(11/10)ブダペスト
- 13日目(11/11)ブダペスト → ウィーン
- 14日目(11/12)ウィーン
- 15日目(11/13)ウィーン → 関西
- 16日目(11/14)関西
旅行記 2000年
2000年10月30日 ~ 2000年11月14日
スペイン:バルセロナ
イタリア:ミラノ、ベネチア
スイス:インターラーケン、ベルン
フランス:パリ
ベルギー:ブルージュ
ドイツ:ミュンヘン、フュッセン
ハンガリー:ブダペスト
オーストリア:ウィーン
1日目(10/30)関西 → バルセロナ ☀


今回の旅行も前回の旅行から中3日というとんでもない早さで出発した。この旅行は大学でサークルも学部も同じK君との2人旅行だ。
関西国際空港からはルフトハンザ・ドイツ航空を利用し、ドイツのフランクフルト経由でスペインのバルセロナへ向かった。ルフトハンザ航空のレビューとしては、普通という印象かな。サービスも機内食も普通だった。とりあえず、エコノミーは辛い。いつかはビジネスに乗ってみたいものだ。
前日からの腹痛もあり、体調は最悪だった。バルセロナ到着後、ユースホステル(以下YH)にチェックインした。二人とも中に入るなりすぐベットに入り、寝てしまった。シャワーも浴びず、荷物の整理もせずに…。1日目はとにかく寝たという記憶しかない。
2日目(10/31)バルセロナ → ミラノ


今日の朝はゆっくり寝た。朝食もちゃんと食べて、10時にYHを出た。まずは、ガウディの名作であるサグラダ・ファミリア聖堂へ行った。期待したほどの迫力はなくガッカリしたが、中に入っていろいろ見学出来たのは良かった。完成まであと200年はかかると言われているだけあって、中は工事中だらけ。


その後、モンタージュの丘にのぼった。ロープウェイからの眺めは最高だった。しかし、特に見るもの等はなかった。そして、夕食には念願のパエリアを食べた…が、これが超まずくて最悪。米はかたく、塩辛いだけ…皆さんパエリアを食べる時は、しっかりお店を選んでから入りましょう!
そして、後味の悪いまま夜行列車でイタリアはミラノへ向かった。
3日目(11/1)ミラノ → ベネチア


予定の9時になっても列車は着かず、10時にミラノに着いた。さすがヨーロッパ!鉄道の時刻表はあってないようなもの。そして、乗り継いでベネチアへ向かった。ベネチアの駅の外に出た瞬間に感動した。さすが「水の都」だけあり、目の前はもう運河。車の気配など全くない。本当に驚いた。
それからはYHへ水上バスで向かい、部屋を確保し、再度観光に出掛けた。サンマルコ広場にはたくさんの人がいた。ベネチアは迷路みたいとガイドブックに書いてあったが、まさにその通り。裏道へ行けば、本当に迷路。迷路の中にブランド店などは沢山あった。
夜になり夕食にはボンゴレのパスタを食べた。アサリの量の多さにはビックリだった。そして、YHに帰り寝た。
ベネチアの感想としては、観光する所などあまりないが、きれいな景色がたくさんあったと思う。治安もイタリアのわりには安心できると思う。
4日目(11/2)ベネチア → ミラノ


今日は4時間かけてミラノへ移動した。ミラノに到着してからはすぐにドゥオモに向かい、写真だけ撮ってYHへ向かった。何とか部屋がとれ、部屋の中に入ると、すごい臭かった。前日から泊まっている日本人の臭い洗濯物が原因だった。部屋の窓を全開にして、観光へ向かった。
ミラノの感想としては、観光する所はドゥオモくらいだ。しかし、ブランド物を買物しに行くのには最高の場所だろう。ミラノで見る日本人はみんなと言っていいほど、プラダやグッチの買い物袋をうれしそうに持ち歩いていた。日本人が犯罪の被害に合うというのがわかるような気がする。ほんといいカモなのかも。
自分はブランド店には見向きもせず、パスタを食べに行った。今日はペペロンチーノにした。しかし、これが超アルデンテで、針金みたいなパスタだった。いつになったらパスタに感動できるのだろうか…。
5日目(11/3)ミラノ → インターラーケン


今日は小雨の中、ミラノからスイスのインターラーケンへ移動した。列車は結構空いていて快適だった。スイスに入ってからの車窓はすごくきれいで、自然の中にかわいい家がいっぱい建っている。これぞスイスって感じがした。
インターラーケンに着いてからはすごく寒かった。なんと気温8℃。インターラーケンはすごい田舎だけど、駅前には近代的なでっかいスーパーがあって、商品もいろいろあり見ているだけで楽しかった。
それにしても、スイスは物価が高い。昼食に食べたマクドのセットも650円位だった…。インターラーケンのYHはきれいだし、受付の人も優しかった。
6日目(11/4)インターラーケン → ベルン


今日は朝早く起きて、ヨーロッパで一番高い場所のユングフラウヨッホに向かった。山の麓は雨でどうなるかと思っていたが、山をのぼるにつれ天気は回復し、山頂は青天で本当に運がよかった。ダイアモンドダストも見れた。
山頂は空気が薄く、しかも-15℃という極寒だった。K君はこの状況に耐え切れず、ダウンして寝込んでいた。


そして、山をおりてからは、首都ベルンに向かった。ベルンに着いたのはもう夕方で、チーズフォンデュ食べたさにいろいろ店をまわったが店が閉まってて残念だった。ベルンも特に観光するような所などなかったと思う。
7日目(11/5)ベルン → パリ
ベルンからパリへはTGVで直接で行くつもりだったが、満席の為にジュネーブを経由して行く事になった。ジュネーブまでの車窓はレマン湖がきれいに見えた。天気も良かったのでレマン湖でサイクリングでもしたかったくらいだ。


パリに着いたのは夕方で天気が悪かったのもあり、気温は12℃と寒かった。そして、夜に観光に出かけた。凱旋門に行き、そしてコンコルド広場までのシャンゼリゼ大通りを歩いた。その後、2000年限定の高速回転の観覧車に乗った。こんなに速く回る観覧車は見た事なかった。ある意味恐い体験をした。


その後、YHに帰りすぐ寝た。ほんといつ来てもパリの街は華やかだ。全く飽きない。
8日目(11/6)パリ


今日は1日中、雨が降ったり止んだりの中途半端な天気だった。まず、エッフェル塔にのぼったが、すごい風が強くてしかも寒かった。
その後、セーヌ川の遊覧船をバトームーシュから乗った。景色はもちろん良かったが、寒くて眠くてそれどころじゃなかった。


午後からはK君と別れて、一人でパリの街を歩いた。オルセー美術館は休館だったので、近代美術館に行った。しかし、自分には芸術は全くわからない…。
何回来てもこの街は好きだ。フランス人女性も自分の好みだし。あー、フランス人と結婚したいなぁ…。
9日目(11/7)ブルージュ(日帰り)


予定ではパリの西にあるモン・サン・ミッシェルを観光するはずだったが、変更してベルギーのブルージュに一人で行く事になった。


ブルージュは小さな街だったが今までのベルギーのイメージを一転させる可愛さやのどかさがあった。今度来るときは彼女と来たいと思った。ベルギーに行くなら、ブリュッセルよりもブルージュを自分はおすすめしたい。


夕食にはベルギー名物ムール貝を食べた。バケツにいっぱい入ったムール貝にはビックリした。数はなんと47個。こんなに食えるか!帰りには焼き立てのワッフルを食べ、満足だった。これは本当にうまかった。
10日目(11/8)パリ → ミュンヘン


10日目ともなると疲れも出てきてしんどかったが、雨のパリに別れを告げて飛行機でドイツのミュンヘンに向かった。ミュンヘンは晴れていて、観光に出かけたのは2時過ぎだった。BMW博物館を見学した後、もう観光する所も特にないので、有名なビアホールであるホーフブロイハウスへ行った。


そこは本当にドイツを感じる場所で、みんな1リットルのジョッキを片手に騒いでいた。その雰囲気にのまれ、自分も3リットルも飲んでしまった。K君は4リットル飲んでいた。さすがビール好き。隣のテーブルのドイツ人と乾杯し、言葉は十分通じないものの本当に楽しい楽しい夜を過ごした。
11日目(11/9)フュッセン → ブダペスト


昨日のお酒がまだ残っている状態だったので、9時半ギリギリにチェックアウトし、ノイシュバンシュタイン城のあるヒュッセンへ向かった。電車の中で、昨日ビアホールで知り合った日本人女性と偶然会い、一緒に三人で行く事になった。
フュッセンに到着し、お城へ向かった。お城は期待したほど迫力はなく、しかも、日本人だらけで何とも言えなかった。しかし、ガイドブックに載っていたビューポイントまで行くとすばらしい光景が見れた。本当に感動した。


そして、お城の中を見学し、フュッセンまで戻った。このお城は見る価値はあると思う。そして、ミュンヘンで三人で食事をした後、彼女と別れ、自分たちは夜行列車でハンガリーのブダペストに向かった。
12日目(11/10)ブダペスト


ブダペストに到着すると雨が降っていた。しかも客引きが多いので、いやな予感がしていた。…のとは裏腹にツーリストインフォメーションではYHの予約はしてもらえるし、更には送ってもらえるし、何か順調過ぎて怖かった。
昼からは天気も晴れたので観光に出掛けた。まず、昼食をとったのだが、ハンガリーは物価も安いし、味も良かった。その後、ゲッレールトの丘にのぼり、ブダペスト市内を一望した。ドナウ川の眺めのロンドンのテムズ川、パリのセーヌ川とはまた違った感じがして良かった。
東欧の女性もきれいで良かった。また、ハンガリーはヨーロッパでも温泉が有名なので入りたかったが、夜も遅かったので断念した。
13日目(11/11)ブダペスト → ウィーン


ブダペストを定刻に出発し、ウィーンへ向かった。予定より10分遅れで到着し、早速YHへ向かってベッドを確保した。オートロックのYHで清潔だ。
夕方からはグリンツィング地方に向かった。毎年11月11日は「ホイリゲ」という白ワインが解禁される日でこのワインを飲みに出かけた。ホイリゲとは”今年の”という意味。このワインはすっきりして飲みやすかった…、のが最悪への道。調子にのり過ぎて、五軒をハシゴしてしまった。
さすがにワインを1.5リットル飲んだら気持ち悪くなり、トイレに何回も駆け込んだ。そして、最悪な状態でYHに戻った。途中、YHの前でつまずいてこけるし…ほんと、飲みすぎには注意です。
14日目(11/12)ウィーン


この日は二日酔いから全ては始まった。頭は重く体はだるく、最悪の状態だった。しかし、朝食をちゃんと食べてから観光に出かけた。やはり、体調がすぐれない為か、乗る電車を2回も間違えてしまった。
街へ出ても日曜日ですべてのお店は閉まってるし、観光する所もそれほどないのでYHに早めに帰った。YHに帰ってからはゆっくりシャワーに入り、荷物の整理をした。そして、名物のシュニッツェルをYHで食べた。これは日本で言う薄ーいトンカツって感じ。おいしかったのでおすすめ。
15日目(11/13)ウィーン → 関西


最後の朝を迎えた。荷物は昨日のうちに整理しておいたのでバタバタする事もなくYHを出た。外の気温は2℃ですごく寒かった。ウィーンからフランクフルトを経由して帰るのだが、乗り継ぎが1時間半しかないのにも関わらず、フランクフルト行きが45分も離陸が送れた。フランクフルトではお土産を買う暇もなく関空行きの飛行機に乗り込んだ。
16日目(11/14)関西


11時間のフライトは何だかんだ言って疲れた。入国審査、税関も難なくクリアし自宅へのリムジンバスに乗り、長いようで短かった16日間が終わった。
いつ海外へ行っても思う事が一つある。それは、自分の英語力の無さにいやになる事。どんな国へ行っても英語さえ出来ればほとんどの人と話せると思う。英語が話せれば、この旅も何倍も面白くなっていたはずだ。これを機会に英語を勉強しようと思う。まずは目指せTOEIC650点!