海外旅行記

ヨーロッパ [06] 出張記 2006年 ~ドイツ~

出張記 2006年

2006年 1日15日 ~ 2006年 1月22日

訪問都市

ドイツ:ハンブルグ

1日目(1/15)関西 → ハンブルグ

こんなに海外に行きたくないと思ったのも初めてだ。初の海外出張は一人で行くドイツのハンブルグ。よりによってこんな寒い時期に…。しかも風邪のせいで鼻水と咳が止まらない…。

日曜日だというのに5時起きで関西空港に向かう。これでも移動日出勤扱いにならないのだから辛い…。

関西空港には予定どおりに到着、何故かやたらに混んでる…。ゆっくりする暇もなく、チェックイン、両替、風邪薬を買って飛行機に乗り込んだ。隣に座った中年男性が太っていて、やたらと席が狭く感じる…。しかも感じが悪い。

機内では風邪のせいもあり、かなり寝苦しかったので、約12時間のフライトはかなり長く感じた。んっ、風邪のせいか三半規管がおかしいぞ…、気圧の変化のせいか、耳が聞こえなくなってる。

そんなこんなでフランクフルトに到着し、無事に入国できた。そして、ハンブルグ行きの飛行機を乗り換えた。ハンブルグまでは約1時間であっという間に到着した。

ホテルまではタクシーで行くことに。タクシーがベンツ、ちょっと感動。それにしてもハンブルグの街はやたら閑散としていて、どこか寂しい感じ。ホテルの周りにも何もない…。風邪のせいでしんどい事と、ホテル周辺には何も無くすることが無いので、気付いたら寝てしまっていた。

2日目(1/16)ハンブルグ

精神的に不安定なのか、やたらと夢見が悪かった。それにしても良く寝たなぁ…、風邪も少し良くなったかも。さすがにこの時期のヨーロッパは日が短い。午前9時でやっと陽が昇る感じだ。

部屋でインターネット接続を何度も試みたが、接続出来ないのであきらめて少し外出する事にした。ホテル周辺はホントに何も無いので市街へ出た。

地下鉄で市街地へ向かったのだが、車内の検札で切符の買い間違いを指摘され、罰金を取られる…。まぁ間違って切符を買っていたんだから仕方ないか。

観光する所はほとんど無いので少し歩いた後にスーパーで買物。ホテルに帰ってからはホテル事務所のLANを借りてメールをする。時差ボケもあり、あまりやる気が起こらない…。テレビを見てもサッパリわからないし、もう寝る事にしよう。明日からの仕事は何とかなるでしょう。

3日目(1/17)ハンブルグ

何故か朝4時半に目が覚めてしまいしんどかった。午前9時にホテルフロントで取引先の人と待ち合わせて仕事に向かう。仕事する前からかなりしんどかったので、早くこの出張が終わってくれないかなぁと願うばかりだった。

肝心の仕事は、やはり英語に苦労した。しばらく全然使っていない事もあり、かなりしんどかった。こんなんでええんやろか…と自分自身に問い掛けてみる。それにしても自分の英語力の無さには嫌気が差す。

何とか一日を終えてホテルまで送ってもらった。外は雪で一面が銀世界に変わっていた。寒いはず!

ホテルに到着してから一息ついていたら、同じホテルに泊まっていた取引先の人(イタリア人)にディナーを誘われた。でも風邪を理由に帰らせてもらった。だってホントにしんどいし、英語も全然わからないんやもん。

風邪も早く治ってほしいけど、早くこの仕事を終わらせて帰国したい気持ちで一杯だ。微妙に時差ぼけもあってかなり眠い…。今日は寝る時間が遅くなったから明朝はゆっくり眠れるだろう。

4日目(1/18)ハンブルグ

やっぱり英語が出来ないことがストレスでしんどい。こんなに英語漬けなのは本当に久し振りだ。それにしても、こういう所に来るとあまりお腹が減らないのは何故だろうか…、ストレス?

日本だった絶対すぐに何か食べたくなるのに。お昼もそんなに大した量ではなかったのに結構しんどかった。

この日の仕事が終わったところで、取引先の世話係りの方が観光に連れてくれた。夜のハンブルグもとてもキレイでヨーロッパ~って感じだった。それにしても寒かったなぁ、鼻水も止まらない。

ここに来てヨーロッパもいいなぁと思ったけど、やはり今の自分はリゾートでのんびりする方がいい。やっぱりハワイかな。観光の後は食事に連れてってもらった。ハンブルグでも数少ないドイツ料理店に案内してくれてヒラメ?とポテトを食べさせてくれた。それにしてもまた量が多くて食べ切れなかった。そりゃあこんなに沢山食べるドイツ人は体が大きいはずだ。

5日目(1/19)ハンブルグ

朝は目覚めもよく、起きてシャワーを浴びて朝食。このホテルの変わらない朝食メニューにも少し飽きてきた。そして昨日と同様に取引先へ。

昼食はギリシャ料理へ連れて行ってくれた。そしてまた食べきれない程の量に、ギブアップしてしまった。夜は会食に誘ってもらった。

やはり英語が出来ないのでしんどくなってしまう。それに接待するのはもちろんしんどいけど、接待されるのも結構疲れるなぁ…。昼にいっぱい食べたのに、夜もめっちゃ出されてもう限界。おまけにワインを飲んでかなり眠いし。

21時過ぎにやっと帰れる事になりホテルまで送ってもらい、これでやっと部屋に戻れる…と思ったのに同じホテルに泊まる取引先の人(ドイツ人)がホテルのバーで飲もうと誘われる。これがまた話が長い…。同じ話しで1時間以上しゃべられて、もうかなり疲れた。

自分の部屋に戻った瞬間、本当にホっとした。シャワーももう明日でいい。疲れたので1秒でも早く眠りたい。今日はとりあえずよく食べたし、疲れた。

6日目(1/20)ハンブルグ

風邪が全然良くならないのは何故だ…?この寒さかな?今日の現場はハンブルグから北へ100km離れたKIELという街。屋外での作業でもあるのでかなり防寒をした。

現場までは途中アウトバーンを使用。初めてのアウトバーン、平均130~170km/hの走行にちょっと感動。市内へ戻り、昼食を食べ終わったところで出張での全日程が終了した。

ホテルに戻ってからはしばらくインターネットをして、スーパーへ買物に出掛けた。しかし、買うものが何もなく、チョコレートだけ買った。しかも帰りは雨が!行きは全く降っていなかったので傘はない、濡れて帰った。

ホテルに戻り、シャワーを浴びて荷造りをした後は夕食へ。眠いので行きたくなかったけど…夕食後は全てから開放。明日は一人で帰国するのみ。仕事が終わったら本当に早く帰りたくなってきた。でも報告書を書いて、今回の出張のまとめもしないと。

7日目(1/21)ハンブルグ → 関西

時差ボケを直すためにも今日は早起きした。しばらくパソコンをして午前7時に朝食会場向かったが、何故か今日は開いていない。結局8時までも開かず、チェックアウトをして空港へ向かう事にした。

タクシーもすぐに来て空港到着。空港でもパソコンをして時間を過ごし、まずは経由地のフランクフルトへ。お腹が少し空いたから食事でもしようと思ったが、フランクフルト空港は人が多い上、イマイチ勝手がわからな事もあり、そしてダイエットもあるので控えた。

そして関西空港行きの飛行機に乗り込む。隣はやっぱり太った外人。窓側だから更に席が狭く感じてしまう。しかし寝苦しいながらも少しだけ眠る事ができた。

8日目(1/22)関西

それにしてもしんどかったなぁ。隣の席が太った人だと本当に狭く感じて寝苦しい。何とか無事に関西に帰って来れた。心身ともに疲れたといった感じだ。肉体的にはずっと風邪だったし、精神的には仕事と出来ない英語にストレスをずっと感じたままだったし。とりあえず無事に終わって良かった。

今回は関西空港から自宅までMKタクシーの乗り合いバスを利用した。30分ほどしか空港で待ってないし、しかも自宅まで連れて帰ってもらえるのでこれほど楽なものはない。今後はこれを利用しよう。